院長ブログ

触診技術セミナー @さいとう整形外科リウマチ科

2023.04.10

こんにちは、院長の筒井です。

最近温かくなってきたと思っていたら、この土日は少し寒かったですね。寒暖差の大きい日々ですが、体調に気を付けていきましょう。

さて、この度は4月9日に愛知県名古屋市にある「さいとう整形外科リウマチ科」で触診技術セミナーを理学療法士のスタッフと一緒に受講してきました。

今回は山本先生より肘・手の領域での実技・講演をして頂きました。山本先生は整形外科リハビリテーション学会より認定されており、他のセミナーでも講演されている素晴らしい先生です。

今回のセミナーではテクニックなど多くのことを学ぶことが出来ましたが、一番大事なことはやはり細かい触診技術、基本的な解剖の知識だと再確認しました。そこを極めることが最も初歩的ですが、最も大事であり、そこを怠りがちだと思いました。ただこれを極めることで日常診療のレベルは格段に上がると認識できたので、本当に充実した1日になりました。

山本先生も講演の最初に引用されていました林典雄先生の言葉がとても響きました

【最低限の能力として、目的とする組織を触診する力が不可欠 ただ触るだけでなく、組織を緊張させたり、弛緩させたり、走行に沿って圧迫したり・・・触診から得られる情報の正確さは、『skill』の高さに比例して精度が増していく正確な情報は運動療法の取捨選択を容易にし、病態にあった運動療法の実施を可能にする、このことは、誰のためでもなく全ては患者様に還元されます】

今後の診療でさらに技術を磨いていこうと思います!

セミナーで指導いただいた先生です。右から岡西先生、山本先生

セミナーの主催者である『さいとう整形外科リウマチ科』の院長の斉藤究先生。セミナー内容だけでなく日常診療の悩む症例などもご相談させて頂き、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

セミナーをスムーズに進めるために運営していただいたスタッフの方々、触診技術指導いただいた先生方に感謝いたします。

再来週も別の内容で受講しにいきますので何卒よろしくお願いいたします。